ラマザン真っ最中
カッパドキアでまた気球事故がありました。私が気球に乗ったのは18のとき、大学でトルコ語を専攻しはじめてすぐの夏休みのことでした。関東でも気球に乗れる場所があり、子どもの頃から何度も乗ったことがあるためか、あまり感動はしませんでしたね・・・。
今回の事故は送電線に接触した可能性があるとのことですが、気球にしろ、カヌーにしろ、登山にしろ、普通に道を歩いていても交通事故の危険がある等、トルコでも日本でも、やはり気をつけなければなりませんね。
海外旅行時には、ぜひ海外旅行保険に入りましょう。
さて、現在はラマザン真っ最中。始まってから10日ほどがたち、疲れが見えてきました。
イスタンブル、アンカラ等の大都市では断食をする人をあまりみかけないように思いますが、地方では断食している人がほとんど。水、タバコも口にすることが出来ないので、大変つらいようです。
今年は例年に比べて涼しいとのことですが、約18時間この時期に水も飲めないのは、つらいでしょう。
ちなみに私は断食はしていないですが、夕食は大家の家で食べることになっているので、夜九時近くに夕食を食べており、ほんのちょっぴりつらいです。
断食は日中断食となるので、夜中の3時ごろ(サフル)と、日没時のエザーンのときに(イフタル)食事をとります。時間は各地により分単位で異なるので、カレンダーでチェックする他、エザーンと同時に合図の花火があがるため、それを合図に食事に口をつけます。
夜中のサフルの前には、皆を起こすためのダヴルジュがダヴル(太鼓)をたたいて通りを練り歩きます。
断食自体も大変ですが、この、食事の合間が短く、夜寝不足になったり、不規則な食事で胃腸の調子がおかしくなる人も多いです。