ラマザン終了・バイラム初日
本日7月17日はラマザンが終了し、バイラム(砂糖祭)の初日となります。金曜日と重なっていることから、金曜礼拝に出かける人も多いようです。
今年のバイラムは週末と重なったことから、長期休暇とはなっていませんが、一応、前日(アリフェ)が半ドンとなるので、木、金、土日の4連休(3.5連休)となっています。イスタンブルでは田舎に帰る人等により、水曜、木曜あたりが下り渋滞のピークで、特にヨーロッパ側からアジア側に向かいイスタンブルを脱出するまでに5、6時間かかるという、例年通りの渋滞が見られました。
日本のお盆と同様に、イスタンブルの市内は反対にガラガラとのことです。
ちなみにバイラムには何をするかというと、親戚を訪問したり、訪問を受けて、年上の人への挨拶(手にキスをして、おでこに手をあてる)をします。ラマザン明けの砂糖祭ですので、甘いものをごちそうしたり、ごちそうされたりします。
または、家族そろって御墓参りに行き、お祈りをします。お墓の掃除をし、雑草を抜き、水をまくのは日本と同じですが、日本のように切り花をそなえることはあまりなく、大抵、花はお墓の上に植えられています。時々お墓の上にお米をまくことも(鳥が食べるように)。その後は両手を広げてお祈りをします。
イスタンブルのマルマライ開通時には、安倍首相がこのポーズでお祈りをしたことから、翌日の一面で各紙がそのニュースを報道し、話題となりました。
http://www.milliyet.com.tr/bu-kare-sosyal-medyayi-salladi/gundem/detay/1784095/default.htm